お山歩日記2003 「霊峰白山〜怪しい子連れ旅」

 

山域 白山
ルート 大白川〜白山
往復
期間 8月22日〜23日
参加者 ノリヒコ、リツコ、エツコ、
ミサト、ハヤテ、トシオ

 

10年ぶりの異常気象で、雨に泣くシ−ズンだ。

それに加え、長年の酷使か膝が悲鳴を上げ、7月の予定が8月後半にずれ込んだ。

雨の所為で、練習登山もままならず、不安一杯。

日程が二転三転し、参加予定のメンバーに悲喜交々。最終的にはカエコさんが涙をのむ。

 

21日の夜11時に和具を離れる予定が、田舎でのコンビニバイトの若い兄ちゃんが、

ハイウェイカード捜すだけで、10分以上もかかり、高速が走っていない田舎で買ってはいけないのだと反省。

しっかり教育しろよ!ファミマ。

伊勢道路で、鹿のカウントを取りつつ(14匹だった。)高速に乗り、御在所で恒例のうどんを食する。

今までは、一人根性で東京から走って来ていたノリヒコは、結婚して常識人になったのか、

名古屋まで最終の新幹線で来て、岐阜バイパス沿いで、待ち合わせとなった。

ロイヤルホストにて、パスタとコーヒーで腹チャブチャブにして2時間待ち。

うどんじゃなく、パスタと云うのがどうも引っ掛かる気がする。

一宮から東海北陸道を一路北へ。

標高が高い所をわざわざ道を付けてあるので、途中霧に見舞われる。

視界10メートルの中、眠気も吹っ飛び、ようやく荘川で白川郷方面に北上。

御母衣湖沿岸の妙に狭い対向ギリギリの危険なトンネルを幾つか抜けると、平瀬温泉。

そこからは、落石注意の連続。車一台分の車道をクネクネ14K。

夜が明ける頃、ようやく白水湖に到着。1時間ほど睡眠をとる。

 

登山口 尾根の登り、背景は別山

6時起床。各自朝食の後に、am7時いよいよ登山開始。

ログハウス風の休息小屋に登山届を出し、白水湖を左手に見ながらの登山である。

白山の山頂部まで迷う事無き一本道の尾根道だ。

谷とかを巻いたりしないので、ひたすら登りの連続である。その時その時三角形の頂点にいるために

久しく見なかった青空のもと、高い木がないと日光の歓迎をもろに受ける。

しかし、左右には木立以外には遮る物は無いので、特に湖から上がる風が心地よい。

不揃いの階段道の連続は、歩幅が合わないので、子供には特に強敵だ。

アメ車の様なハヤテ(図体がデカイもしくは小デブ、エンジンが掛かりにくく、馬力はあるが燃費が悪い)が珍しく絶好調。

白山国立公園であり自然休養林のこのルートは見事なブナのの森である。

その中でも時折現われる巨木は見事なもので、一抱えもある幹の枝ぶりは自然の偉大さを感じる。

しかし残念な事に、ルート沿いの2〜300百年ものの幹には心無い登山者か観光客か知らないが無残にも名前が掘り込んである

それも一本じゃないのだ。まったくイヤになる。とりあえず、こんなバカな事はするなと子供には言い聞かしたが・・・

早くも赤く色付だしているナナカマドが現われ、ダテカンバが混じりだすと白水湖が見え出す。

TVで放映しているガンダム・シードの話に辛抱強く付き合っているうちにドンドン高度が上がる。

なかなかハヤテもやるようになったではないと感心していると、逆にミサトは不機嫌そのもの

いやはや巧くいかないものだ。

3時間近い階段の急登を続けたの後にようやく傾斜が楽になり、視界も広がる。

左にエメラルドグリーンの白水湖の全景と別山に連なる稜線。

右には白山山頂部に連なる稜線。しかしながら、登り始めには雲ひとつ無い晴れ空が次第に雲に覆われ始めている。

なんとなく、嫌な予感がする。

しばらくは快適な稜線歩き、いわゆるスカイ・ウォーキング。

今年の異常気象で、慣れない太陽の洗礼を受け、汗が滴り落ちる体に湖から吹き抜ける風がなんとありがたいことか。

颯がほぼ限界に近づいた頃、ようやく大倉山(2038m)を過ぎ、それから10分程で大倉避難小屋に到着。

ここにて休息、各自腹に食べ物を補給。

外でリツコと一緒に休んでいるミサトに内緒で、ハヤテの荷物を減らす。

それはとりもなおさず私のザックが重くなるという事なんだが、親の勤めは苦しい。

白水湖から標高差800m、今夜の宿の室堂まであと標高500m、コースタイムだとあと2時間。

しばらくの平らな歩き後、目の前に山頂部に続く急斜面が現われる。

ブナの大木も無くなり木立が段々低くなりだすに連れ、高度は上がる。

限界を超えた颯を何時もの様に、休息をだしにすこし歩きは休むと行った具合に進む。

左側は地獄谷に続くゾロ谷へ一気に落ち込む斜面であり、時折足が竦む細い道が現われる。

反面、展望尾根と呼ばれる谷を隔てての景色は抜群だ。

右側にはカンクラ雪渓があり、8月末でかなり小さくなるも灰色の雪の固まりが見える。

登る直前に愛用の時計が電池切れになってしまい、高度計がないので、おおよその場所が地図上でわからない。

見た目の地理で適当にあそこまで登ると楽になると騙くらかし、また斜面が現われれば、今度こそねと励ます。

リーダーの一番の仕事はなんと言っても励ます事だ。特に初めてのルートでも不安を見せず、楽観的に行動するのが大事だ。

そうして、極端にペースは落ちるものの時と供に終わりは近づく。

雪渓上部に登山道が接する場所で休息となった。

先に休んでいた夫婦連れのオジサンが、雪渓の雪を掘って食べると美味しいと教えてくれた。

素直なのか卑しいのかよく分からないが、表面の薄汚れた雪を取り除き頬張ってみると、当然だが冷たくって美味しい。

山に氷ミツも必要かと思いながらも、休息終了。

スカビオサ イワギキョウ
クロユリ ニッコウキスゲ

みんなとは別に

焦って群生するイワギキョウの写真を摂りに行った。小走りに左足を踏み出した先が浮き石だった。

天地がスローモーションで逆になる。一回転して右手から着地。しかも右手にはデジカメ。

痛さより先にデジカメを気にしてしまうのは貧乏人の性か。

幸いにも、傷だらけになってしまったけれど無事だった。

荷物も背負ってないのに転んで手と足に擦り傷、気の緩みは要注意。

もう一息頑張ると、ようやく一面ハイマツの平原に出る。

ガスの晴れ間に時折現われる御前峰が目の前に聳え立つ。

あともう少しだ。季節がよければ一面の花畑となっていたはずだが、今ひとつか。

大倉山稜線 ハイマツの平原

山頂から遠回りするように左に回り込むと展望尾根と合流。

2450mのハイマツの見事な緑の絨毯が広がる別天地だ。ほぼ平らな道を進むとようやく赤茶の目指す山小屋が現われる。

白山室堂である。

午後1時。所要時間約6時間。まぁまぁだ。後半ミサトが調子が出てきたのと、前半のハヤテの頑張りが効いた。

さっそくチェックイン。5棟に分かれる山荘を管理するセンターは昨年改築されたみたいで、

見違えるほど綺麗になっていた。最大収容人数700人、大きな山小屋だ。

殆んどの山小屋は前金制なので、お金を払うと、いきなり人数分のゴミ袋を渡され、

「自分の出したゴミは持ち帰ってください。」と念を押された。

どの山でも最近はゴミの持ち帰りはうるさい。まぁ当然の事だからしかたないのだけれど、特別厳しいような気がする。

過去の経験から、案内される部屋に恐怖を憶えながら付いていくと「御前荘」という棟だった。

二重扉で廊下もあり、小部屋に別れている。各部屋は中央の通路の左右に二段の棚があり一列7人計28人部屋だ。

なんと、普通の山小屋ではないか。

実は、昔9月30〜10月1日という日程で来た事があり、その時に泊った棟は、中央は土間で仕切り無しの2段の棚、50人以上の大部屋だった。

しかも布団はジットリとしており、掛け布団は毛布が2枚。それはそれは寒かった。

持っている服全部とカッパを着てもまだ寒く、みんな寒くて眠れなくてゴソゴソ動くのでカッパの擦れるガサガサという音が一晩中鳴り止むことがなかった。

さて、荷物を部屋に置き、ラーメンタイムにしながら山頂部を観察する。

山小屋の前に白山奥の院の社務所があり、

その背後にドドーンと御神体である御前峰をはじめ、剣が峰、大汝峰からなる山頂部が連なる。

白山奥の院の本宮は最高度の御前峰の頂上直下にあり、山小屋から250mほど登らなければならない。

所要時間約40分だ。

生憎山頂部は雲(ガス)に覆われている。ハヤテは既に今日の登山は終了宣言をして、

どうやらノリヒコも賛同したらしく生ビールが売っていると囁く。

その誘惑に勝てるはずも無く、明日があるさ、と白旗を揚げる。

私も厄年を越えて数年、そろそろ侘び寂の世界も嗜まねば思い、野点セットを買い、

今回新たに導入したのは水彩画セットなのだ。しかもオニュー。

ブッツケ本番で書いてしまおうというのが、いかにも私らしい。

絵にも性格が出るらしく、大雑把なリツコは何と登山道から書き始め、2号サイズ(葉書2枚分)のキャンバスには到底山全体は収まらず、何処の絵か分からなくなっていた。

ミサトとエツコもほぼ社務所だけの絵となり、ミサトは一回目にして風景画を諦め花の絵に専念するらしい。

ビールのみながら、スケッチなんてなんとお洒落なんでしょう。

隣に座ったオジサンが感心して眺めているのが、快感。紙が小さいので横から見えないし・・・

調子こいたお陰で800円もする生ビール半分まいてしまった。紙コップなんぞで販売するからだ。

しかもその紙コップは持ち帰らなければならない。湧き水が豊富にあるのだからグラスで出せばゴミ自体を出さないのに。

普通は、その小屋で販売した缶は回収するのだけれど、徹底して持ち帰りだ。

ノリヒコに言わせると、信仰の山で努力しないでも客がくるので、サービスが悪い。ごもっともである。

缶ビール400円を買いなおし、絵描きに没頭している内に何時しか酒はバーボンに替わり、山のガスが抜けクリアに山頂が見える頃には、すっかり酔っ払って山登り処ではなくなっていた。

火星が大接近しているので、その絵を書くというノリヒコの冗談を真にうけ、僕もとハヤテは仮眠に入っていた。

夕食 朝食

5時半になると3回に分けて夕食が始まる。今回が初めてのノリヒコの評価は低かったが、前回のレトルトのおでんを経験している私は、あまりにもマイナスイメージが強かったので、大層豪華に見え満足。

一番良かったのが、チューブに入った海苔の佃煮。あれは初めてだ。

夕食後みんなして夕日を見に行く。一度浮雲に入った朱色の太陽が次第にあたり全体を朱に染める。

伊勢志摩に住む我々には夕日は紀州の山々に沈むものであるが、遮る物がないと本当は日本海に沈むのだ。初めて見る光景は神々しいまでに美しい。

同じく赤くきらめく日本海に太陽への道が伸び、遠く日本海を渡る船が見える。

白山山頂部 日本海に沈む夕日

少し肌寒いが、最近ではベストの夕日だった。

絵をかいていた所為か、何時もほどヨレヨレになってなかったので、部屋に帰にもう少し飲む事にした。

新しい者好きの子供達は今回のために購入した寝袋に入り、ノリヒコの持参したサラミをパクつく。

次第に辺りは暗くなりだしたので、棟が違うトイレに行く。

空を眺めると、今ひとつ暗さが足りないので星はクリアには見えなかったが、東の方に明るい星が一つ出ていた。

後で聞いたら、どうやらそれが火星だったらしい。

 

5時半の日の出に合わせて5時起床。窓の外をみると真っ白だ。

とりあえず様子を見に外にでるが、日の出どころか山頂さえ見えない。視界20mといったところか。

早々に日の出は諦め、6時の朝食後に山頂アタックをかける事にした。

放射冷却による朝の冷え込みはそれほどでもないが、それでも雲の中なので寒い。

Tシャツに長袖カッパの上下という格好で食事棟に向かう。

少し離れた水場でみんな元気に顔と歯を磨き、寒い寒いと小走りで移動する。

朝食は時間分けがしてないので、時間に出かけると長蛇の列になっていた。

しばらく並んで食堂に入るとムッとするほどの熱気で、質素な朝食をとるうちに段々暑くなってきた。

もともと朝に弱く余り食欲の無い颯ではあるが、アタックが控えているので多少無理をさせて食べさせた。

食事を待つ行列に待つにせかされる様にして、エツコとjハヤテを残して席を立った。

外に出ると、小屋のスタッフがカセットデッキを出してその周りに集まっていた。

すると、辺りに聞きなれた音声が流れ出した。「ラジオ体操第一〜・・・」それに続く音楽。

スタッフ4〜5人に合わせ食事を終えた人たちも足を止め、何時しか集団ラジオ体操が始まった。

もちろん我々も参加。昔散々やらされたので難無く付いてゆける。

最後までなんとかやり終え、ヤレヤレと思えば、またしても聞きなれた音声「ラジオ体操第二〜・・・」

これは強敵だった。

何時までたってもハヤテとエツコの姿が見えないのでどうしているのかと、思っていたらフロントでハヤテがゲロを吐いていた。

どうやら暑さでのぼせた様だ。カッパを脱がせば良かったのだが、特に腹に食い込むズボンが悪かったかも知れない。

一説には昨晩ノリヒコが食べさせたサラミが胃にもたれたというのもあるが、無理に食べさせたのが一番の原因だ。

だが妙に吐きなれているのと、朝元気だったので深刻には心配はしなかった。

白山山頂 ラジオ体操

それより深刻なのは、ハヤテのゲロも持ち帰らなければならなかった事だ。徹底しているなぁ。

しかし頂上アタックは無理なので、小屋で休ませる事にした。可哀想だが親の責任としてエツコは付き添いに残ることになった。

親子登山ではこれは覚悟しなければならない事なので、構成としては子供一人につき親一名は必要だ。

長袖の上にカッパの上着を羽織りアタックザックを背負い、いざ出発。

奥の院の横から登山道がハイマツを縫うように続いている。よく整備された道なので多少の勾配があっても楽に登れる。

半分程登ると、天と地の境を分ける「青石」と名のついた直径2m程の大きな岩があり、ラスト50mはガレた道を次第に濃くなるガスと強風の中進むと、石垣に囲まれた奥の宮本堂の屋根が見えてくる。

この5m上が山頂である。奥の宮に参り、100円で御神籤を引く。リツコ、ミサトは同じ内容の大吉。

それに対し私は大吉ながら、どうも神様はスケベ心をお見通しらしく、色欲を戒めろとあった。

昔のカホと一緒だ。同類相憐れむ、同じ穴の狢・・・・

ちなみにノリヒコは小吉だった。

山頂越え稜線 白山奥の院と白山御前峰

ガスの中2702mの山頂に立つ。所要時間約40分。

晴れていれば、目の前に剣が峰が聳えその奥に北アルプスをはじめ360度の展望が望めるはずだが、生憎視界5m何も見えず。寒いので岩陰に風を避け、一瞬のガスの晴れ間を待つ。

ほんの一瞬だけ剣が峰が見えるが、カメラを構える間に消えてしまう。

何度かチャレンジするも埒があかないので見切りをつけ、山頂越えのお池めぐりコースに進む。

15m程の稜線の後下りとなるが、風が吹きさらしで飛ばされそうになる。

下り直前の岩陰で地図を広げると、ガスの時にはコース注意と書いてある。

この先も風向きからして吹きさらしだろうし、子供連れで危険は避けねばと迷う。

決断するのは隊長の責任なので、勇気を持って撤退する事にした。

ノリヒコも乗り気ではなかったらしく、「ミサトには未来はたくさん有る」、とほっとした顔で言った。

もと来た道に戻り、下山する。青石まで下ると少しガスが薄くなり、山小屋の姿が見え出した。

無事小屋に戻るとハヤテが元気に走り寄って来るではないか。

どうやらひと寝したら元気になったらしい。甲斐甲斐しく湧き水を汲みに行ってサービスしてくれる。

とりあえずひと安心だ。

みんな揃ったところで荷物を作り、紙コップは持ち帰りなのでカップ持参で、コーヒーを飲みに行く。

容量が少し多いので少しだけ得をして、いい気分になる。

コーヒータイムしているうちにすっかりガスが晴れ出した。残念。

しかし、時間的に登り直すわけにもゆかず。ミサトがリベンジを誓って下山に入る。

彼女はどうしても3つの池が見たかったらしい。ハヤテもエツコもガスで何も見えなかった事を聞いて未練は無いようだ。

山小屋が見えなくなる頃には天気はすっかり回復して雲一つ無い晴天となった。

白水湖 稜線からの白山山頂

振り返ると剣が峰を従えた御前峰が我々を見送ってくれている。

東にはモヤっているので今ひとつハッキリしないが日本アルプス群が浮かび、西には別山とそれに続く稜線。

これぞ夏山というべき素晴らしい景色だ。

下りになると子供達は強い。特にハヤテは自分で下りは得意だと公言するように大人顔負けの実力がある。

それに比べ下りに自信が無いのが、ノリヒコで「下る前には尻を揉まなければならない。」と滑って尻餅をつく準備をしている。

私も膝痛の影響で。一応テーピングの用意はしてきたものの何処まで持つかなという不安があった。

ラッキーな事に成長したハヤテは怖さが多少分かってきたようで、「僕は高所恐怖症」という自覚があるようだ。

途中危険な箇所が幾つかあり、「危ない所があるから、お父さん先行って。」と言った.

普段ボケっとしていても成長しているのだと見直してしまった。

お陰で大倉山非難小屋までマイペースで下る事が出来た。

休憩の後、「僕が車に一番に着く。」とハヤテが宣言して、ここからはハヤテがトップで一気に白水湖まで下る。

登りはあんなに時間がかかったのに、下りはほぼ4時間のコースタイム通りで終了。

 

白水湖湖畔で昼食の後、新しく建て直されたログハウス風の白水湖ロッチで受付をして露天風呂温泉に入る。

この温泉がクセモノで源泉100%なのはいいのだか、洗い場が無く唯浸かるだけだ。

湯には湯の花やら海苔やらゴミやら分からない物がいっぱい浮いているし、ツーリング軍団はフルチンで10m程離れた湖から集団で登場するわで、参った事態だった。

我々は、どうせ体自体が汚いので気にせずタオルで素洗いしたが、女性軍は化粧も落とせず不満一杯であった。

やはり、200円という安さはクセモノである。

木の香りが心地よいロッチで生ビールを頂き、幸せを満喫して帰途に着く。

まぁ、多少不満も残るが、とりあえず膝も持ったし、こんな異常気象の年だから良しとしなければならないかな。

 

 

志摩お山歩倶楽部  竹内敏夫。

 

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